オゥ・ポワヴルさん(北島)観望会<2回目>
2016/07/31

機材準備中


 昨年に引き続きの2回目となる,オウ・ポワヴルさんでの天体観望会。
 今年は,早くから好天候も見込まれて,開催を待つばかりでした。ただ,今回は『月がない』。ということで,主な観望対象は,火星,土星,夏の星座等。そんなわけで,今回の
案内対象には小学生表記をしていませんでした。そのためか,当初の集まり具合はそれほど多くない状況。小数丁寧主義の観望会になりそうな見通しがありました。
 ずばり,大人対象。ということで,参加申込時にも『質問』もいくつか届いていました。
 木星に縞模様があるのはなぜ?土星に輪っかがあるのはなぜ?宇宙の直径は?ビッグバンの前には何があったの?惑星が見える天体望遠鏡は?
 何か,すごい本格的な質問が多かったですね。

 予定の19時前から,早々に参加者さんたちが集まってきていました。
 大人対象となっていながら,以外に小さな子どもたちも多い。いやいや,かなり多い。小さな子に土星は・・まだしも,火星なんて赤い○だけのはず。
 う〜ん,どうしよう。近くにいた女性会員さんたちに,『よろしくね〜』って,お願いするしかありませんでした。

 で,火星,土星の観望開始。
 予想外に木星の観望も可能な状況にありました。火星,木星,土星の3惑星を5台の望遠鏡が捉えています。
 予想通り,土星は人気です。いつも聞こえてくるような
 『写真のように見える!』『図鑑に載っているのと同じ』『ほんまに輪っかがある!』等々。
 それからはじめに見える天体を紹介できたのは良かったかな。途中,望遠鏡を(あっさりと)覗いてる子にお母さんが,『何が見えてるか,きちんと考えてから見るんだよ。』とか『さっき説明してくれてたの覚えてる?これがね・・・だよ。』なんていう会話がはずんでました。
 喜んでもらえて何よりです。
 ※
 今回は,PCの準備とか,別のお世話もあったので,詳しく”声を拾う”ことができませんでした。

 後半は,StellaNavigatorから夏の星座案内をアンプから流しながら,Osakaさんがレーザーポインターで案内。緑色の光線が空に伸びて,子どもたちはビックリしてましたね。
 でも,生の星空と丁寧な解説のコラボは,なかなか好評だったみたいです。たくさんの大人が腕を伸ばして,指を差して,声を上げてる姿がありました。
     
  
 ただ,惑星以外に導入したM13は,ものすごおく見栄えがしません。M57については,『あっ 輪っかに見えます!!』みたいな声が聞こえてましたが。。。
 メジャーな散開星団もイマイチ。やっぱり今夜は,2惑星と夏の大三角が主役でした。

 終了は20時半。でも,しばらく残って望遠鏡を覗く人も10名弱。熱心に覗いてくれていました。
 閑散としてきても,冥王星はどうして惑星ではなくなったのですかとか,火星の模様についての質問とかもありました。知り合いが家族連れで参加していたので,感想を聞こうとしたら,声をかける前に『すごい良かった。夏休みの自由研究にバッチリでした。』と好評をいただきました。
 機材撤収は21時。かなりの大盛況であった観望会でした。
 協力していただいた会員の皆さんは,Osakaさん,ダヤンさん,トールさん,kedamaさん,モリモトさん,のぶりんさん,陸ちゃん,ピッコロの8名でした。
 ご協力ありがとうございました。
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