2003年2回目の観望会です。ところがこの日は低気圧の影響で朝から雨。天気予報を見てみると夕方からは晴れマーク。ちょうど,そこへ観望会係のosakaさんからメール。夕方からは大丈夫みたいなので望遠鏡の準備をしますとのこと。
 予報通り,4時半ごろから晴れ間が見え始め,6時にはほとんど雲はなし。簡単に夕食を済ませて,風邪で(もしかしたら花粉症かも?)お鼻グチュグチュ&頭フラフラ状態の身体にむち打って出発準備。ちょっとした事情で出しにくくなっている望遠鏡を出す体力は残っていませんでした。それで押入に転がっているおもちゃの望遠鏡を持ち出して,あわてて出発。
 いつもの観望場所に到着すると,もう逢坂さんがミューロン210をセットしていました。

 『今日こそ誰も来ないかもしれませんね。』
そうかもしれません。朝から降り続いていた雨。それが今こんなに良い天気になってるとは多くの人は思っていないでしょうね。でも二人にはわかっていました。こんな話をしながらも彼女だけはきっと来ると。そう思っていたちょうどそのとき,

 『こんばんは〜(^O^)』
やっぱり当会の未来を背負って立つのは彼女しかいません。陸ちゃん参上です。エライっ!

 
 『木星でも見ましょうか。』と望遠鏡を向けました。この夜,並んだのは大きな望遠鏡とこの上なく小さな望遠鏡(ミニボーグ)の2台。大小妙にバランスが取れていたのではと感じました。21cmで見る木星は非常によく見えました。不思議と気流も良く,像の安定度はなかなかです。続いて土星の観望。カシニの空隙が鋭く黒く一周しているのがわかります。衛星も5〜6個とたくさん見えていました。本当によく見える望遠鏡で観望会にはもってこいです。ミニボーグの方はほとんどファインダー状態。25mmのアイピースで10倍です。木星を視野に入れると,かに座のプレセペ(M44)が一緒に見えていました。


 結局その後も誰も来ませんでした。解散は午後7時50分。ちょっと(いや,とっても)寂しかった。。。
参加者はosakaさん,陸ちゃん,ピッコロの3名でした。ご苦労様でした。



戻る

2003年3月22日 観望会の様子