5月連休観望会2009/05/02

  いつもは,吉野川河川敷で開かれることが多いのですが,今回はなぜか,佐那河内村大川原高原にあるヒルトップハウス天文台前広場にての開催になりました。
 
 左写真は,ヒルトップハウスの前の広場から徳島市方面を眺めたものです。このときはけっこうもやっていたので,かなりわかりにくいのですが,それでも眉山や城山が見えています。

 まだ一部にススキも残っていたり,肌寒さがあり(このときの気温は12℃),晩秋の里かと一瞬感じさせるものがありました。

 徳島市内から1時間ほどで行くことができるので,これから夏場にかけて避暑地として,とても良い所です。
 みなさん,ぜひドライブして立ち寄ってみてください。
  まだ誰も来ていないので,近くを散歩。
  前の広場を少し下りて,振り向くとドームが見えています。

  まだ空はかなり明るい時間帯です。
 でも午後7時を過ぎると空はこんな感じ。

  ドームの準備もできて,中の灯りの色が良い感じ。
 この望遠鏡はFC−125。
  ヒルトップハウス天文台の望遠鏡です。それがなぜ?

  そうなんです。この夜は,ヒルトップハウス天文台での観望会でもあるんです。
  どちらの観望会かわからないっちゃわからないんですが,この望遠鏡はヒルトップハウスの望遠鏡です。

  この夜は,25名ほどの(ヒルトップハウス天文台での観望会への)参加者がありました。
  今回,参加していた方たちには,けっこう熱心な方が多かったみたいで,質問がたくさんありました。
  土星の環は何でできていますか?
  いつでもしし座に見えているのですか?
  見つけ方を教えてください。
  あの☆は何ていう星ですか?
  この望遠鏡の値段はいくらぐらいですか?
  また,月面や土星を見て,感嘆の声を上げる方から,何度も覗き込む方,どの星を見てるのかと肉眼で何度も確かめる方等々も。
 
  この夜は,薄雲が多かったのですが,晴れ間も広がり,気流状態は最高の夜でした。
  この12.5cm屈折でも,土星が本当に良く見えて,倍率を357倍まで上げても,しっかりとしたイメージで見ることができていました。
  ドームの中に鎮座する,ヒルトップハウス天文台が誇る50cmジンデン鏡を持つ,大型反射望遠鏡です。

  気流が安定しない夜なんかでは,前の広場にセットされる小型望遠鏡の方が良く見えることもあるのですが,この夜は非常に気流が安定していて,この50cmで見る土星は素晴らしいイメージでした。
  本体の模様もくっきり。
  衛星もたくさん見えていました。こんなところに集光力の威力がわかるんですね。

  ふと見ると
  陸ちゃんが背中を向けて,何やら,もぞもぞ,ごそごそ。
  そして 『カシャッ』
  実は携帯で土星の写真を撮っていたみたいなのですが,串刺し状態の花の種,じゃなかった環の細い土星が見事に写っていました。(^^)


今回の参加者は,Osakaさん,ダヤンさん,yamaさん,陸ちゃん,Shinomiyaさん,Odaさん,ピッコロさんの7名でした。

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