鳴門市環境学習館依頼の『天体観望会』
 2018/08/03






 
恒例の鳴門市依頼の天体観望会ですが,今回は惑星の観望が中心。できれば火星も見ることができればということで,場所はいつもの施設ではなく,鳴門市中心部に近い『うずしおふれあい公園』です。近辺住民の人たちの良い安らぎの場になっている様子で,けっこうな人がジョギングや散歩を楽しんでいるように見受けられました。公園自体も広く,芝生に覆われていて好印象のもてる公園です。
 この夜は,その公園の北側に近い,地面の盛り上がった付近です。

 機材は上記画像の4台が集まりました。予定参加人数は50名ほどとのことで余裕でまかなえる台数でしょうか。
 各機材にはA〜Dの札の付いたコーンが割り振られていました。

 ところが雲が多く,空全体の7〜8割ほども覆われていて,風もないための何を見せていこうかと見通しがうまく立てられません。
 空を見上げて,さてどうしようかと思っていたら西空に金星が見え始めてきました。
 その後,空が暗くなってくるとともに,順番は逆な気がしますが東低空の雲がなくなり,火星が見え始めてきました。ところが案の定,火星の輪郭は波打っていて,見てる人も
 『すごく赤いけど丸くないんですね。』というコメントが続々。
 それからは,木星が雲の隙間に見え,土星が見え。ときどアルビレオやベガを導入したりして,何とか惑星以外の天体も見せることができていました。
 メインは接近中の火星だったのかもしれませんが,人気はやっぱり予定通りに土星。
 『これ本物ですか?』
 『輪っかが見える!!』
 (雲越しでかなり薄く暗いイメージなのに)
 『すごくはっきり見える!』
 等々,反応は様々でした。

 雲の隙間ができればあちらへそちらへと,鏡筒を妙に振り回すことになりましたが,とりあえず4惑星を見せることができて良かったと思います。気がつけば21時近くになっていました。まだ残っている人も数名いて,もう少し見たいという人もいたようです。



  参加協力者はOsakaさん,ダヤンさん,のぶりんさん,Kumaさん,陸ちゃん,ピッコロの6名でした。 

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