阿南市科学センターペルセウス座流星群観察会(協力)
2019/08/12


  当会初となる阿南市科学センターとのコラボイベントです。

 
 
 極大の前日ですが,ペルセウス座流星群観察会のお手伝いに参加しました。
 プログラムの内容は
  
  19:00 機材準備
  20:00 センター職員によるペルセウス座流星群他の説明
  20:30 流星観察開始・星空案内
  20:45 天体望遠鏡で天体観察
  22:00 終了
 

 観察会に先立って,センター職員さんによる,かなり詳細な流星や流星群のお話がありました。プレゼン画面もとてもわかりやすい内容です。
 その間,小型天体望遠鏡の設置も進みます。並んだ機材は,10.2cmフローライト屈折,13cmニュートン反射,この2台はセンターの備品です。それとセンターの主砲113cm反射望遠鏡。それから,当会の星羊翁さんが持ち込んでくれた25cmリッチークレチアン型の反射。
 はじめはそれぞれに導入天体を固定していました。
 13cmは木星,10.2cmはダヤンさんがCCDカメラを接眼部に取り付けて,PC画面へ送信→木星の電子観望。25cmはターレットを挟んで種々の異なる倍率で見ることができる月面。113cmは土星となっていました。



 南方面には台風の影響と思われる雲がじわじわと広がりつつあります。

 天候が気になりながらもプログラムは進みます。
 ペルセ流星群の観察は,職員さんの星空案内を聞いてから芝生に寝っ転がってスタート。晴れ間は北半分程度ですが,ときおり『わぁ〜!』と歓声が聞こえてきます。流星が見られた合図として非常にわかりやすい。流星数はそれほど多くはありませんが,それでも中には明るい流星もあったようです。
 ※リポーターがこの夜見えた流星は0.5個。明るい1個の後半少しが見えただけでした。
 
 星空案内が終われば,各自自由に望遠鏡で観察となっています。
 なかなか流星も飛ばずな状況だったので,時間を待たずにたくさんの人たちがのぞきにやってきました。
 
 
 小型望遠鏡では,月面が一番人気だったような気がします。一様に大きな反応と感嘆の声が聞こえていました。
 電子観望については,『縞模様がよくわかりますね』といった声が聞こえてきていました。でも,どうして望遠鏡とパソコンがつながって,どうして木星が見えているのか疑問に感じていた人も多かったようです。
 13cmの(生)木星観望では,できた行列が一番長かったですね。
 一通り予定の月・惑星の観望が終了した頃から,各望遠鏡は晴れ間を追って,他の天体を導入していきました。
 アルビレオ,M57,M27等と少しだけ。この頃には晴れ間は狭く,全天のごく一部。望遠鏡を向けられる空の面積は少なかったので仕方なかったです。

 
 
 
 この夜の,参加協力者は,Osakaさん,Kumaさん,星羊翁さん,ダヤンさん,Natsuさん,IMAKOさん,ピッコロの7名。
 お世話になりました。お疲れさまでした。
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