年末観望会 2019/11/30

延期のようなそうでないような 

とりあえず,簡易レポ → Natsuさんからメモメールが来たので追記してます


 
 前々日,観望会の主であるOsakaさんより風邪のための不調ゆえ,欠席かもとのこと。観望会を盛り上げてくれるKumaさんも一週間前から風邪で臥せっているとのこと。延期案にも,せっかくの快晴の週末なのでもったいないとの,観望会係さんからの回答。
 そういうことで,とりあえず『観望会』として開催。

 というわけでリポーターは,機材の積み込み開始。でも翌日は,たいへんな資料作りの仕事を持ち帰っているので,あまり遅くはなれないかも・・・。だけどせっかくだからちょっとやってみたい機材テストがあって,撮影用の機材で行くことにしました。ダヤンさんは,2夜連チャンでのご出勤。元気です!
 21時頃に到着したら,すでに一般のモビレージ宿泊の行楽客さんに,ダヤンさんの電子観望機材を元にヨネさんやNatsuさんが丁寧に星空案内をしてました。
 『(星空が見えたり案内してもらえて)ラッキーだった,来て良かった。』と行楽客さんは大喜びで話してました。
 

 空を見上げると,南阿波サンラインらしい星がびっしりの星空です。若干東北の空が明る目ですが,かなりいい感じ。目立った人工の光もありません。
 私は,6cm屈折機にカメラを接続して撮影開始。
 今まではAPS-Cの一眼デジカメにレデューサで実行焦点距離約350mmほどの望遠レンズ状態で撮ってました。それをフラットナーに換えて実行値は約560mm。EM-10でノータッチガイドが可能かどうかの検証も兼ねてのテスト撮影です。
 
 M78を撮影しようと,5cm屈折10倍での見てみましたが普通に見えてました。M78は8等ちょいと明るい目の星雲ではありますが,視野の中にしっかりと見えています。5cmの低倍率でもきちんと見えているのは,なかなかの空だといえるのかもしれません。個人的には冬の星空は南阿波サンラインと潮吹き展望台とは同程度だと思っていますが。
 撮影できたのは,M42,M78,M46・47,h&χ,NGC2024のみ。結果は惨敗。なぜかピントが動いてしまっていて,合成のために撮影した複数枚のうち,どの対象も2枚目からピントが外れてしまってました。ガックシ・・。
 一方,ダヤンさんは新機材なSky Watcher製のAZ-GTi架台。自動導入機能のついた経緯台。それに85mmのカメラレンズをつけた高感度CMOSカメラを取り付けて電子観望&撮影。
 んっ??いつも100%観望派のダヤンさんが撮影してる・・・。ちょっと不思議な光景かもしれません。
 バラ星雲やNGC2024を見せていただきました。※また,アルバムの方に送ってくださいね。
 『露出は?』と尋ねると,
 『5秒か6秒?,ほんの数秒。』
 
時代は変わってきています。

 
 しばらくすると雑談の声がパッタリ聞こえなくなってました。キョロキョロしてると,皆さん,第2駐車場の南端でカノープスを探してる。でも,それがどういうわけか見つからない。(普通に)シリウスとリゲルの間を真南に下がれば・・・OKなはずが・・・???。
 見つかったかと思えば,双眼鏡で見てるNatsuさんから『二重に見える。』と。
 ヨネさんも『あれだと思うけど・・・。』
 ダヤンさんも,男は黙って双眼鏡,『・・・・・・・。』
 漁船?島の陰?低空の雲?・・・どうもきっちりとは見えなかったんです。県南ではカノープスなんて普通に見えてる星なのに,全員首を45度傾けた不思議な場面でした。Natsuさんによると,結局2時間ほど,そうやってカノープスを探してたとか。


 解散したのは0時過ぎ。おにぎりを配って帰路につきました。
 参加者は,ヨネさん,ダヤンさん,Natsuさん,ピッコロの4名でした。
 リベンジに年末or年始観望会ができるといいですね。
 

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