スマート望遠鏡 UniStellar eVscope2
スマート望遠鏡 ZWO SeestarS50

   のじ。さん所有機材
   
   
UniStellar eVscope2(右)
*基本スペック*
口径:114mm(反射式)
焦点距離:450mm
口径比:F3.9
センサー:IMX347 ,
解像度:3200 X 2400
(7.7メガピクセル)



Seestar S50(左)
*基本スペック*
口径:50mm
(屈折式3枚玉アポクロアート)
焦点距離:250mm
口径比:F5
センサー:IMX462,
解像度:1920 X 1080
(2.1 メガピクセル)



 

eVscope2
 電視観望が行われるようになり5?6年程度になるでしょうか。スキルの高い方なら天体の導入、感度調整、ピント合わせ、撮影等、それほど苦にならないで可能なのでしょうが、私もAZ-GTiとCMOSカメラを購入し、SharpCap でチャレンジしてみましたが、なかなかうまくいかず中断してしまいました。そんな時にそういう手間暇かけることなく簡単に電視観望ができる史上初の望遠鏡ということで、登場したのがeVscope でした。さらにセンサーをグレードアップし、接眼部もニコンが作ったeVscope2がリリースされ、高額ではありましたが、購入することにし2021年11月に手元に届きました。早速家の駐車場でファーストライト、説明書通りに三脚を組み立て、鏡筒を設置、蓋を外して電源オン。iPhoneをwifiで接続し、オリエンテーションを行い、リング星雲M57導入。おおっ!カラーで見える!!続いてM27亜鈴状星雲も!!それまでM57を見たことはありましたが、白黒の世界、M27 は見たこともありませんでした。科学の進歩が素晴らしいですね。図鑑で見たままの姿の星雲星団がみられるなんて、感動を与えてくれた望遠鏡となりました。今はiPadで見るようになり、観望会でも大活躍してくれています。


Seestar S50

 これは、みなさんもよくご存知と思います。ZWO社が今年になって販売を発表した電視望遠鏡。今ではスマート望遠鏡というようですが、4月に共栄産業で予約し、9月に手元に届きました。iPadでみた画像ですが、eVscope2と比べて口径、センサー、焦点距離の違いにより、炙り出しには時間はeVscope2のほうが短い、画像面積はSeestarのほうが広い、解像度はeVscope2のほうが細かい、という感じです。
 ただ、本機の良いところは、なんと言っても価格の安さと軽量であることかと思います。eVscope2の十分の1の価格、3kg未満の重量、これなら、誰でも買うことができ、どこへでも持ち運ぶことができます。晴れた晩には、ベランダに出してとても気楽に星空観望をしてます。
 
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