ミニボーグ50 

 月を見てみました。ハッキリ言って良く見えます。しばらく飽きずに見続けることができるくらいの良い見え味です。
 
ただ焦点距離が短すぎるので,アイピースの選択に悩みます。
 最初は,10mmで25倍。この倍率でもクレーターの複雑さがたいへんシャープに捉えることができます。次に2.8mmで約90倍。像の暗さはなく,本当にシャープです。アルプス谷なども角が鋭利な印象です。

 でも色収差は,教科書通りに確認できます。バックが青紫色に抜けています。また月の周囲には赤紫っぽく縁取りがはっきりわかります。


戻る

 

<良いところ>
☆もちろん小さいこと。小さすぎて仕事カバンの中に放り込めます。
☆おもちゃのような外観ですが,けっこうていねいに作られています。

ファインダーの代わりとして使っています。非常に小さくてまるでおもちゃの望遠鏡。

<良くないところ>
★接眼部のリング類の組み合わせパターンが多すぎて,使えるのか使えないのかがわかりづらい。ちなみに上の写真のパターンではピントが出ません。解決策はたくさんあるのですが,左下写真のようにデジカメ接続用のアダプターを間に使うのも方法です。こうした接続リングは最初から付属していないため,別途購入の必要があります。