PENTAX10.5EDHF屈折
BORG 76ED・mini BORG 60・高橋製作所50mm屈折・ミザール製10cmF6反射
   コーチさん所有の機材です
     2004年の春にオークションで落札しました。基本性能がすばらしいので,デジカメにも十分対応できます。さすがに青ハロは出ますが,アクセントとしてちょうどいい感じです。
 ×0.72レデューサー装着でfl504mm F4.8と,今でも相当明るい写真鏡です。もちろん眼視でも安定した像をむすび,オールラウンドな望遠鏡です。
 難点としは純正パーツが高い,他社製のパーツと互換性がないことです。その対策としていろいろ自分なりに工夫してみました。
 ファインダーは中古の7×35mm正立ファインダーをM8穴あけ加工して止めています。頻繁に着脱しないならこれでも十分快適です。 
 鏡筒バンドはビクセン開発の114mmバンドにキャリングハンドルを付けて,アリガタアリミゾ仕様で簡単に装着出来るようにしています。外すとアリガタが台座になるので保管にも便利です。
 拡大撮影にはBORGの60mm延長筒に薄いテープを一巻きしてPENTAXの60.2mm穴に合わせ,ボーグパーツを使えるようにしました。
 またこの望遠鏡,屈折にしてはバックフォーカスが短く(写真撮影には利点です),純正31.7スリーブに天頂プリズムを装着するとビクセンのLVでは合焦しません。そのためボーグの延長筒、ボーグSD-1の31.7mm接眼アダプタ,天頂プリズムで合焦させています。
口径 105mm
焦点距離 700mm
口径比 F6.7
架台は タカハシEM−200型赤道儀
   これもオークションで購入しました。
 接眼部にビクセンのGA-2を付けて眼視ガイド用に使っています。撮影にも使えますが,PENTAXに比べてハロが大きく暗いので中途半端なスペックです。
口径 76mm
焦点距離 500mm
口径比 F6.6
   ガイド用に購入したのですが焦点距離が短かすぎて使いづらいので写真用に使い始めました。×0.85レデューサでfl276mm,F4.6。ちょっとした望遠レンズです。ヘリコイドとフィルターを装着して合焦させるために,標準仕様とはかなり違った組み合わせになってしまいました。でもこういうのがBORGを使う楽しみでもあります。青ハロはさすがに目につくので,LPS-P2フィルターを装着して軽減させています。周辺像は均質でかなり優秀だと思います。
口径 60mm
焦点距離 325mm
口径比 F5.4
 
   高橋製作所初期のTS50赤道儀に附属していた望遠鏡。1973年製です。20年ほど前,従兄弟からV−1赤道儀といっしょに譲り受けました。
 作りは高橋製作所の職人気質が随所に感じられます。対物キャップはねじ切りの金属製で,レンズには立派な光軸調整装置が付いています。ドローチューブはいまだにスムーズで,アイピースアダプタはしっかりした締め込み式です。特に月や惑星では50mmとは思えないコントラストの高い落ち着いた像を結びます。
口径 50mm
焦点距離 700mm
口径比 F14
 
  20年ほど前に購入した望遠鏡です。当時としてはF値が小さく安価な写真鏡として使えるかなと思ったのですが,新品時からドローチューブにガタがあり焦点あわせがうまくできませんでした。
 眼視でもただ明るいだけ。50mmアクロマートの方がずっとよく見えるのでまったく使っていません。
口径 100mm
焦点距離 600mm
口径比 F6
 

コーチさんのHPより,作者の承諾の上,画像・文言を流用させていただいています。


戻る