出張観望会 in Naruto
2005年11月3日(文化の日)
子供会の代表を当会の会員さんがされているということでお話があり、夏休みに星座を見る予定が曇りで延期、それが3回続いて結局11月になってしまいました。
夏の星座でなく火星の観察会になってしまったものの、主催者さんの執念が勝った観察会でした。piccoroさんとosakaが出動しました。

予定より1時間も前に行ったら誰もいないだろうと思っていたのに、すでに主催者さんとpiccoroさん到着していました。そそくさと準備開始。piccoroさんは新しいマクカセ。口径14cmなのでもっと大きいかと思っていたのですが、かわいいです。
osakaはいつものミューロン。子供さんの目の高さがどれくらいになるかを気にしながらセッティング。会場が鳴門市の中心部にある小学校の運動場、薄雲の影響もあってペガススがやっと見えるくらいの空でした。

予定時間になる頃に人が集まり始めて合計30人弱くらい。
簡単に挨拶をして、夏の大三角、カシオペアなど超メジャーな星座を説明した後で火星を。気流はそれほど悪くなかったですが、模様の薄い面が見えているようで少し残念だったけど、よく見ると模様が見えます。
その後、piccoroさんは2重星やM31、私はベガやM57などを順に導入しました。

お客さんにまぎれてマクカセ君をはじめて見せてもらったのですが、回折リングがはっきり見える・・・
ギザギザの星を見慣れた自分にとっては「へぇー、こんな感じに見えるんだ」という感想。うわさには聞いていましたが、池に石を投げたときにできる波紋のようで、二重星は本当にきれいでした。

お客さんの反応がよかったのが、ペルセのh-x。星がたくさん見える、との理由でした。
M57は、はじめに写真を見てもらってから実物を見てもらったので、思い込みでなんとなくわかるという人が多かったかも。空がよければはっきり見えるんだけど...
月や土星といったメジャーなものがなかったものの、そこそこ楽しんでもらったかな、と思いました。
マクカセで火星を... 順番待ち 影にμ-210
Reported by osaka.
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