徳島市内の文化の森敷地内で,那賀川町科学C主催の『とくしま天体観測キャラバン』がありました。これは(2004年)1月〜2月の間に県内各地10カ所ほどの場所で,観望会を開催して回るというもの。確かこちらにも副会長さんからお声かけがありました。
 それで比較的近くでもあったし,ちょうど時間ができたので,ちょっとよそさまの観望会をちら見してこようと,いやいや参考にさせていただこうと思って,出かけてきましたので,レポートします。 

 観望会場所に車で到着して,まず驚いたのは人の多さ。人目見るなり,すごい人だかり。
 暗闇の中,カウントしてみましたが,ざっと150人。望遠鏡はけっこうならんでいます。
 
目が慣れてきたので近寄ってみると,知り合いの方が2名。Ha先生にIn先生です。Ha先生によると200名の参加だとか。この夜はどんな方たちが望遠鏡を並べてるのですかとの質問には,『単に,協力しようとしてくれている人です。』とのことで,それぞれに関連はないようです。
 
並んでいた望遠鏡ですが,写真を撮ってきましたからそちらをご覧下さい。望遠鏡が向けられていたのは,金星・月・土星・木星です。なにぶん,雲が多くほとんどが雲越しに見るといった状況でした。
  ← Vixen20cmシュミットカセグレン
  ← Pentax7.5cmSDHF屈折 
  ← タカハシ MT−130反射 
  ← タカハシFS128フローライト と向こうに見えるのが タカハシFS78フローライト 
  ← BORG 5cmED屈折 
← ビクセン10cm反射 
 
 けっこう列ができていたので,覗くことができたのはFS78とボーグ5cmEDだけ。FS78の方は,けっこう倍率を上げていましたが,これも雲越しの土星でした。夕食までに帰る予定だったので滞在したのは20分ほど。お客さんたちからはけっこう満足そうな声が聞こえていたみたいです。
 逆に望遠鏡を並べて見せてあげていた人たちは,それぞれに見知らぬ者同士ということからでしょうか,各望遠鏡を操作する人たちが何となく孤独そうな(?)空気があって微妙でした。それにサービス精神旺盛に説明をしている人もいれば,お客さんが並んでいるのに無口に鏡筒を動かす人,誰も並んでいないのに天体の解説をしてる人。。。。。
 
これだけ望遠鏡が並んでいれば200人来ていても十分だったですね。
  ところでどうしてこんなに人が集まったのでしょうか。それはパンフレットが県内ほとんどの小・中学校に配られていたからでしょうか。私の職場にも配られてきました。やっぱり広報の威力ですね。 


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