![]() |
|
☆★スペースボーイ,EM−10,EM−200付属の極軸望遠鏡対応。おそらく他の極軸望遠鏡でも応用可能<赤道儀取説を参考にしてます> | |
今回は下記のセッティング方法でうまくいきました。といっても85mm相当のレンズのガイド,しかも最長30秒という,ほぼ固定撮影並のガイドにおいてです。下記内容を活用される場合,ご自分で一度,内容をご確認ください。もし極軸合わせに失敗したとしても,当局は一切責任を負いませんのでそこんとこヨロシク。 | |
<例:2005年1月5日午後11時> | @まず,使用時における天の南極付近の星々の位置関係をプラネタリウムソフト等で確かめます。 |
このとき,はちぶんぎ座の台形型の4つの星が重要ポイントになります。 プリントアウトしておきましょう。 A実際の(南天の)星空で,極軸望遠鏡を使って,この台形を導入します。 |
|
はちぶんぎ座の台形を見つけるためのファインディングチャートとして,アケルナル〜小マゼラン雲〜みずへび座βの二つの星の並び〜台形とたどります。 この台形の4星は,どれも5等級。けっして見つけやすい星ではありません。ですから双眼鏡で前もって,たどっておくと比較的スムーズに事は運ぶかな? なお,この台形の4星は,約4度の視野の双眼鏡,一杯に広がって見える大きさです。 |
|
![]() |
B極軸望遠鏡をのぞきながら,台形を確認します。 もちろん双眼鏡とは,上下逆さまに見えています。 |
![]() |
C次に,台形の4星のうちのρ星を十字線の中心に重ねます。 極軸の傾斜微動や水平微動を使います。 |
![]() |
D続いて,ρ星とτ星を結ぶ線を十字線の一つに重ねます。 赤経微動を使います。 |
![]() |
E最後に,ρ−τ星をそろえた十字線の一つから,時計回りに3時50分の目盛位置の点線円上にρ星をもってきます。 極軸の傾斜微動や水平微動を使います。 |
![]() |
拡大したところ |
戻る |