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Tokushima Astronomical Research Association

5月の星空案内

 5月の大型連休ですが,あまり好天が続くことはなさそう。月も大きくないので,機会があれば星見に出かけたいところですが,さて・・。
 その5月も特に注目するような天文現象はありませんが,ちょっとおもしろいと思うのは27日の金星と月の接近。こういうのはよくあるのですが,今回,沖縄方面では金星食になってます。ということはけっこう接近する?ちょっと調べてみました。
 月齢は26ですからかなり細い。青空の中なので,下図よりももっと細く感じるでしょうか。

 図は徳島市内から見た,月と金星の接近の様子です。金星の動きは(図の)上から下方向。一番上が13時05分。続いて下方向に5分ごとの位置を示しました。このとき,高度は30°とそれほど高くはありません。太陽のほぼ真下(西)方向に,太陽と地平線の中間よりもまだ少し低めの位置です。月との最接近は13時40分頃なんですが,光っている部分との最接近は,もう少し前の13時半前。
 実際の観察では,青空の中の現象ですから金星と月を見つけられるかどうかがポイント。金星の光度は-4等。明るさは十分ですが青空の中では難しいかも。双眼鏡が最低必要でしょう。できれば望遠鏡の低倍率を準備するのがいいかもしれません。金星の形状は月齢8〜9くらいの半月越えのイメージ。中倍率を使用すると形状もわかりやすくなると思います。
 その他では,みずがめ座η群が6日に極大を迎えます。ピークは17時頃。流星数は多くはありませんが,出現の度合いはシャープではなく,極大の前後そこそこに見ることができるのが特徴。月齢5の月の高度が下がる深夜からが見頃となるでしょうか。翌日は土曜休日,ちょっと深夜にお出かけはいかがでしょうか?

☆★2022年5月の主な天文現象

 1日(日) ●新月
 9日(月) 上弦の月 
 16日(月)   ○満月 
 23日(月)  下弦の月 
 27日(金) 細い月(月齢26)と金星が接近 
 30日(月) ●新月 

☆★2022年5月の惑星
 水星 初旬,西空で条件良く見える
 金星 明けの明星として輝く -4等超!
 火星 夜明け前の東南東の低空で0.9等
 木星 夜明け前の東の低空で-2等
 土星 夜明け前の南の低空で0.8等
 天王星 おひつじ座で5.9等 観察不可 
 海王星 うお座で7.9等   
 
2022年の超主な天文現象(徳島で見られるもの)
 07月21日 火星食 ※徳島では出現が見られます(0時14分)
 11月08日 皆既月食 ※月食中に天王星食も見られる
 12月01日 火星再接近 
2023年の超主な天文現象(徳島で見られるもの)
 01月23日 金星と土星が接近(望遠鏡80倍程度で同一視野)
 03月02日 金星と木星が接近(望遠鏡100倍程度で同一視野)
 08月13〜14日 ペルセウス座流星群極大(好条件)
 09月21日 アンタレス食(月齢6)
 12月15日 ふたご座流星群極大(好条件)