2026年5月の超主な(徳島県で見える限定の)星空案内です。その一覧を下にまとめていますが,特に何もない・・・感じでしょうか。
そんな注目天文現象の何もない中,今月は夕方の夜空に注目。
春は三日月,そして,観望終盤期となる木星。そしてそして,宵の明星となっている金星。19日,月齢2.6のほぼ三日月が金星と並びます。時間帯は20時前頃。まだわずかに明るさの残る夜空に,−4等の金星と月が接近。なかなか”きれいな”情景となるのではと思います。
写真に収めてみようと思われる人は,この2天体を地上の何かと一緒に写し取るのが良いような気がします。例えば,月と金星の下に眉山とか,(旧の)吉野川橋とか。いかがでしょうか。ただ,カメラをセットするベストな位置を,前もって探しておく必要があるでしょうか。
その金星,今季はそれほど高度を上げません。あまり目立たない宵の明星となるのかもしれません。なので,近くに別の天体が寄り添ってきたときが,目立つチャンスとなりそう。
一方,木星の方は,どんどん高度を下げていき,5月末〜6月初めには金星の近くにやってきます。高度が低くなるということは,気流の影響を大きく受けるため,表面模様の詳細は観察しにくい状況にあります。すなわち,木星はまだまだ見えるけど,木星らしくはもう見えないという,観望期は既に終了しているといってもいいですね。こうなると,近くに別の天体がやってくるときに,望遠鏡を使わずに味わうのが一番でしょう。
それが今月20日,細い月と寄り添います。それと,来月6月の8〜9日頃に金星とも寄り添います。こちらも,なかなか雰囲気の良い夜空となるのではと考えます。
☆★2026年5月の主な天文現象
| 2日(土) | ○満月(フラワームーン) |
| 10日(日) | 下弦の月 |
| 17日(日) | ●新月 |
| 23日(土) | 上弦の月 |
| 31日(日) | ○満月 |
| 水星 | 5月下旬,夕方西空 高度は低い |
| 金星 | 夕方西空に -4等 高度は高くない |
| 火星 | 夜明け前,東空低空で観察可 |
| 木星 | 観望好期,ふたご座で−2等 |
| 土星 | 夜明け前,東空で0.8等 |
| 天王星 | 観望不可 |
| 海王星 | 夜明け前,東空で7.9等 |
| 2026年の超主な天文現象(徳島で見られるもの,見えの良くないものは除外) 11月24日 プレアデス星団食(月齢15) 12月14日 ふたご座流星群極大(好条件) 2027年の超々主な天文現象(徳島で見られるもの,見えの良くないものは除外) 2月20日 火星最接近 7月29日 プレアデス星団食 11月15日 プレアデス星団食 |