暑いだの冷やこいだの,まだ夏だの,もう秋だのと言ってたら11月になってました。
さて,11月の超主な(徳島県で見える限定の)星空案内です。
今月は,土星,天王星,プレアデス食 あたりが見物。
水星は太陽から離れるけど朝だし。金星は明るいけど朝だし。まあ,金星は最大光度を迎えるので,昼間の観望に挑戦というのもいいかも。
さて,土星です。先月から天候と気流が良ければ,望遠鏡を出して眺めたりしてます。
やっぱり輪っかがしっかりと見えてると,土星らしくて良い感じです。

ただ,気流はそれほど安定していないときが多いみたいで,高倍率は使いづらい印象があります。あまり倍率を上げられない土星は,口径差による見え方の違いを感じにくくなるようで,異なる口径の望遠鏡で見比べてみても,ほとんど違いがわかりません。
次に天王星です。今季の天王星は,比較的わかりやすい位置(目印になる星々あり)にあります。まず,双眼鏡で見つけておくと位置を把握しやすく,望遠鏡のファインダー(上下逆)でも導入が楽になります。下の図は,そのファインディングチャートですが,赤色の円は7倍程度(6.5度)の視野を表します。双眼鏡かファインダーの実視野に近いと思います。

すばるを導入して,すばるの『ひしゃくの柄』方向を延ばすと6等ほどの恒星が一つ。それを通り過ぎて,そのまま延ばすと4等と6等の2つ並んだ恒星が見つかります。それを過ぎて,最初に出合う天体が天王星です。これで,ほぼ一発で見つかるはずです。
最後にプレアデス星団食です。これは写真写りは良くないのですが,見た目はとても印象的でわかりやすい現象です。双眼鏡か望遠鏡の低倍率観望が一番良いかもしれません。
時間的には,18時過ぎから20時前くらいまで『食』っぽく楽しめるように思います。月はほぼ満月。高度は20〜30度あたり。
下図は,18時15分時の様子です。

あと,金星が月末に最大光度になります。−4.6等という立派な明るさです。肉眼でチャレンジなんてのもいいかも。※太陽からは西側に50度近く離れていますが,太陽を直接見てしまわないようにお気を付けください。
☆★2026年11月の主な天文現象
| 2日(月) | 下弦の月 |
| 9日(月) | ●新月 |
| 17日(火) | 上弦の月 |
| 21日(土) | 水星が西方最大離角 |
| 24日(火) | ○満月 プレアデス星団食 |
| 26日(木) | 天王星が衝 |
| 30日(月) | 金星が最大光度(−4.6等) |
| 水星 | 中〜下旬,明け方東空で0.1等 |
| 金星 | 明け方東空 −4.6等 |
| 火星 | 深夜 しし座 0.7等 |
| 木星 | 深夜 しし座 −2.1等 |
| 土星 | 観望絶好期 うお座で0.6等 |
| 天王星 | 観望好期 おうし座で5.6等 |
| 海王星 | 観望絶好期 うお座で7.8等 |
| 2026年の超主な天文現象(徳島で見られるもの,見えの良くないものは除外) 12月14日 ふたご座流星群極大(好条件) 2027年の超々主な天文現象(徳島で見られるもの,見えの良くないものは除外) 2月20日 火星最接近 7月29日 プレアデス星団食 11月15日 プレアデス星団食 |