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Tokushima Astronomical Research Association

1月の星空案内

 2026年1月の超主な(徳島県で見える限定の)星空案内です。
 今月の注目は,4日のしぶんぎ座流星群の極大4日の木星と月の接近7日のしし座の一等星レグルスの食の3つ。それと観望絶好期となっている木星といったところでしょうか。
 まず,しぶんぎ座流星群ですが,ピークとなるのは4日の午前6時頃(日本時)とされています。ピーク時刻は薄明が始まっています。早起きして薄明前から準備しておく必要がありそうです。西空に満月があって条件的には良いとは言えません。いろいろな条件を考慮しても,一番の注目時間帯は午前5時頃と言えそうです。三大流星群の一つと言われていますが,ペルセやふたごほどの流星数ではないと思います。
☆★
 しぶんぎ:四分儀と書きます。四分儀とは,航海で天体の位置を測定し船の位置を知るために使われた観測器具です。今はGPSを使う時代です。
 しぶんぎ座:しぶんぎ座という星座はありません。しぶんぎ座は,今のりゅう座〜うしかい座あたりにあったそうです。それが,1922年に国際天文連合が88の星座を定めた際に,消されてしまいました。今では流星群の名前としてだけ残っています。


 続いて,同じ4日,木星と月が近寄って見えます。これも一番近くに見えるのは,4日の未明。流星を見ながらというところでしょうか。月齢は14.8。西空に並んで見えています。
 そして,7日のレグルス食。潜入は午前1時19分。出現は午前2時2分。深夜の天文現象です。月齢は17.6。満月過ぎの,まだ大きな月ですが,高度も高く観察はしやすい現象でしょう。
 これら3つの天文現象は,いずれも夜明け前か深夜。ときは真冬,寒空の中に飛び出す気合いと根性が必要かもしれませんね。
 それから,10日に衝を迎える木星です。夜の早いうちから空高く,−2.7等で煌々と輝く姿は目を引きます。ただ,真冬の悪気流は惑星観望の最大の敵。昨年末から何度か望遠鏡を向けてみましたが,夏〜秋のかけての良シーイングのときに見る木星とは別物です。天気図をチェックしながら,高気圧の傘の下にあるようなときに見るのがいいでしょうか。


☆★2026年1月の主な天文現象

 3日(土)  ○満月(ウルフムーン)
 4日(日)  しぶんぎ座流星群極大
木星と月が接近
 7日(水)  しし座の一等星レグルス食
 10日(土)  木星が衝
 11日(日)  下弦の月 
 19日(月)  ●新月 
 26日(月)  上弦の月

☆★2026年1月の惑星
 水星 観察不可
 金星 観望不可 
 火星 観望不可
 木星 観望絶好期,ふたご座で−2.7等
 土星 観望好期,みずがめ座で1.1等
 天王星 観望絶好期,おうし座で5.6等 
 海王星 観望好期,うお座で7.9等
 
2026年の超主な天文現象(徳島で見られるもの,見えの良くないものは除外)
 1月7日 レグルス食(月齢18)
 3月2日 レグルス食(月齢13)
 3月3日 皆既月食
 11月24日 プレアデス星団食(月齢15)
 12月14日 ふたご座流星群極大(好条件)

2027年の超々主な天文現象(徳島で見られるもの,見えの良くないものは除外)
 2月20日 火星最接近
 7月29日 プレアデス星団食
 11月15日 プレアデス星団食